米大手スポーツメディア「ジ・アスレチック」は25日、かつてレッズなどでGMを務めた解説者のジム・ボーデン氏による各球団の今オフ補強ポイントとフィットするFA選手の分析記事を掲載。ポスティングシステムで広島からメジャー移籍を目指す鈴木誠也外野手(27)の獲得に乗り出す可能性があるチームとして、パドレス、マーリンズ、ブルワーズ、フィリーズ、ロッキーズの5球団を挙げた。

同氏によるとブルワーズは打撃陣全体の底上げ、それ以外の4球団は外野手の補強が必要で、特にダルビッシュが所属するパドレスは両翼の外野手が穴だと指摘。鈴木の他には今季34本塁打のカステラノス(レッズFA)、32本塁打のシュワバー(レッドソックスFA)、47盗塁を記録したマルテ(アスレチックスFA)らがFA外野手の候補としてリストアップされている。

また、マリナーズからFAとなった菊池雄星投手(30)の移籍先候補には、先発投手の補強を目指すメッツ、ジャアインツ、カブスが挙がっている。