カナダのスポーツテレビ局TSNのジョーダン・チッケリ・キャスターがツイッターで、1試合8打点の翌日に13奪三振とMLB史上初の快挙を成し遂げたエンゼルスの大谷翔平選手を「ベーブ・ルース超え」と称賛した。

大谷はロイヤルズとの連戦で、「3番DH」で出場した21日に3ラン2発を含む自己最多の1試合8打点をマークすると、「2番DH兼投手」で出場した翌22日には8回を2安打無失点に抑え、1試合自己最多の13奪三振で自身3連勝を挙げた。MLB公式サイトによると、打点が公式記録となった1920年以降、8打点を記録した翌日に2ケタ奪三振(逆の順番も含む)をマークしたのは、大谷がメジャー史上初の達成者。

TSNが投稿したツイートによると、“野球の神様”ベーブ・ルースのキャリアハイは1試合7打点、11奪三振。チッケリ氏は「大谷は、私たちがベーブ・ルースで見たものを上回っている。賛否両論はあるし、伝統主義者は私のことを嫌うかもしれないが、大谷は本当に驚くべきものを私たちに見せてくれている」と述べた。

コメント欄には「100%! 彼のやっている素晴らしいものを否定することはできない」など賛成の意見も集まる一方で、「ベーブ・ルースは酒を飲みながらやっていた」などルースを支持する声も見られた。