エンゼルス大谷翔平投手(27)が「3番DH」で出場した一戦で、アストロズのマーティン・マルドナド捕手(35)が頭脳的なプレーを披露した。

5回2死からエンゼルスの4番ウォードが右前打で出塁。その際、ウォードがわずか1~2メートルオーバーランした隙に、マルドナドは本塁からこっそりと一塁へ接近していた。

一塁手グリエルは、一塁ベースから離れており、本来であれば一塁はがら空きのはずだった。

ところが、右翼タッカーから二塁アルテューベを経由した球が、背後から忍び寄っていたマルドナドに転送され、ウォードにタッチ。当初は「セーフ」と判定されたが、リプレーの結果、「アウト」に覆り、攻守交代となった。

世にも珍しいプレーは、球場内の大型スクリーンでも再生され、地元ファンは大いに盛り上がっていた。