エンゼルス大谷翔平投手(27)は「3番DH」で出場し、3回に適時打を放ち、4打数1安打1打点だった。

アストロズの先発は、今季ここまで8勝3敗、防御率2・65と抜群の安定感を誇る左腕フランバー・バルデス投手(28)。

1回の第1打席は、カウント1-1から右飛に倒れるも、1点リードの3回1死一、二塁で迎えた第2打席に適時打を放った。2球で追い込まれたが、続く3球目の94・9マイル(約153キロ)の低めツーシームを左前へ。「大谷シフト」でがら空きとなっていた三遊間を抜いた。

5回の第3打席はカウント1-2から外角低めボールゾーンへのカットボールに手が出て空振り三振。同点の8回先頭で迎えた第4打席は、カウント0-2から外角低めぎりぎりいっぱいのチャンジアップに見逃し三振だった。

エンゼルスは3回までにレンヒーフォの5号ソロと大谷の適時打で2点を挙げたが、6回以降は無安打に抑えられるなど追加点を奪えず。アストロズの4投手の継投の前に、メジャータイ記録(9イニング)となる1試合20三振を喫した。この3連戦は、初戦から16三振、12三振、20三振と、計48三振を記録した。

試合は、2-2で迎えた9回裏にサヨナラ負けを喫して、同地区首位のア軍に3連敗。借金は、今季ワーストの「7」となった。

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