レッドソックス沢村拓一投手(34)が2回2安打無失点と好投した。2-1と1点リードの5回から2番手で登板。先頭から2者連続三振に仕留め、4番ウィズダムは、この日最速の97・7マイル(157・2キロ)直球で二飛に抑えた。

続く6回もマウンドに上がり、先頭に右前打を浴びたが、ヒギンズを投ゴロ併殺に仕留めた。2死からリバスに右前打を許したが、ベラスケスは二飛に打ち取った。

沢村は「ゴロを打たせて併殺が取れたし、与えられた役割は果たせた。精神状態の成長をすごく感じる。自信と不安はいつも隣り合わせ。どうにか自分の中で処理して、結果に結びつけることができている」と話した。

前の試合に続き、2試合連続で2回を投げて無失点。17連戦中のチームで、イニングまたぎという貴重な役割を果たし、延長11回での勝利を呼び込んだ。

これで沢村は4試合連続無失点。防御率は2・45となった。