パイレーツとマイナー契約し、メジャー昇格を目指して招待選手でキャンプに参加していた桑田真澄投手(39)が26日、TBSテレビの「筑紫哲也NEWS23」の番組内で「燃え尽きた。何一つ悔いはない」などと語り、現役引退を表明した。

 桑田投手によると、パイレーツのハンティントン・ゼネラルマネジャーから「メジャーではチャンスはない。投げる機会はない」と通告されたという。昨年と同様にマイナーからの昇格を目指すという選択肢については「ことしは、そういう気持ちはなく、メジャー1本しか考えていなかった」と話した。ことしのオープン戦での成績は5試合に登板、5回5安打1失点。(共同)