<レイズ3-5ヤンキース>◇15日(日本時間16日)◇トロピカーナフィールド

 ヤンキース松井秀喜外野手(33)が、今季3号本塁打を含む、5打数2安打2打点と活躍した。2回表にレイズ先発ジャクソンの高め95マイル(約153キロ)直球を中堅右に放り込む先制弾。逆転された後、1点を追う4回表無死二、三塁の場面では、一ゴロで打点を挙げ、試合を同点とした。

 ヤ軍はその直後の相手暴投で1点をリード。5回にもジーター、アブレイユが連続適時打を放ち、そのまま逃げ切った。レ軍相手に連勝し、開幕カードのブルージェイズ3連戦以来となる、シリーズ勝ち越しを決めた。

 松井は「真ん中高めの甘いボールでしたけど、完ぺきに打てました。どういう時でも結果が欲しいですけど、昨日ああいう形(5打数無安打)で終わり、そういう意味では1打席目で本塁打が出て良かった」と、試合後は納得の様子で話した。

 またレイズ岩村明憲内野手(29)は休養のため欠場した。