マリナーズ・イチロー外野手(34)が14日(日本時間15日)、15日に行われるオールスターの出場選手全員と顔合わせをした。「8年で一番地味なメンバーでしょう」。2001年、地元シアトルで球宴初出場を果たした当時とまったく違う気持ちを抱いた。それは渡米後の成長と積み重ねのあかしだった。
「まず日本でちょっと自分の力以上に評価をされる時期があって、それに追いつこうとする自分がいた。そこをだんだん超えていくという、同じようなサイクルを(米国でも)繰り返している。今、ほかのメンバーを“地味だ”と感じられる自分がいることがうれしいですね」。
この球宴で最も大きな声援を浴びるのはジーター、ロドリゲスらヤンキース勢だ。深刻な薬物中毒から再起したハミルトン(レンジャーズ)の初出場も新鮮な風を吹き込んでいる。
ただ、スターがずらりと並ぶ恒例の会見で、日米メディアの人垣が解けることのないイチロー周辺の光景も、なくてはならないものになっている。人を食ったような、それでいてまじめな話も盛りだくさんの会見は、約50分の制限時間いっぱいまで続いた。



