オリオールズ上原浩治投手(33)が23日(日本時間24日)、フリー打撃に登板し、3人の若手打者を相手に50球。半分ぐらいは球種を明かさずに投げた。キャンプ2度目のフリー打撃登板を終えた上原は「打者に言わずにやって、どうなるか知りたかった。すごく良かった」。手応えをつかみ、明るい表情だった。
23球を投げたところで「(上原は)打者の反応を見たがっていた」というクレイニッツ投手コーチから、捕手のサインで投げるように指示された。前回はすべて球種を明かしたため、決め球のフォークボールを「投げると分かれば打者は手を出さない」と物足りなそうだったが、今回は「(打者の反応が)何となく分かった」。
持ち球をすべて投げ「良かったのはシュート系。詰まればパワーがあってもホームランにはならない」。右打者の内角を突いて内野ゴロに仕留め、好感触を得た。「まだ少し高めに浮く」と課題も口にしたが、トレンブリー監督は「順調な準備をしているな。チェスの名手のように3手先まで読んでいるようだ」。オープン戦に備える右腕を頼もしそうに見詰めていた。



