<ヤンキース11-4オリオールズ>◇20日(日本時間21日)◇ヤンキースタジアム

 猛打爆発のヤンキースが8連勝を飾った。圧巻は2回裏。オリオールズのエース、ガスリーから、6番スウィシャー、7番カノ、8番カブレラの3連発が飛び出して、最下位オリオールズとの勢いの差を見せつけた。ヤ軍の3連発は、05年6月21日のデビルレイズ(現レイズ)戦で、シェフィールド(現メッツ)、ロドリゲス、松井秀喜外野手(34)が記録して以来のことだった。

 松井は3打席目まではガスリーを相手に無安打。だが打者一巡の猛攻で6点を奪った8回に、ロドリゲスが四球で出塁した1死一塁の場面で、バイエスから右前打を放って好機を広げた。この日は4打数1安打で打率は2割5分2厘。