パイレーツ岩村明憲内野手(30)が23日、自らホスト役を務める第2回「AKI

 PROJECT」を、故郷・愛媛の坊ちゃんスタジアム(松山市)で盛大に開催した。今年は応募チームを県内全域から募ったところ、定員数をオーバーする参加希望者があり、その中から選ばれた25チーム、計201人の少年少女たちを招待した。野球教室ながら「礼儀やあいさつ、野球以外のことも学んでもらいたい」(岩村)と趣向を凝らし、元ロッテ黒木知宏氏にサポート役をお願いして、約5時間にわたって熱血指導した。

 岩村は「子は宝。(野球への)純粋な気持ちを、僕たちも忘れてはいけない」と、子供たちとの交流を喜んだ。チャリティーに熱心な岩村は毎年12月23日を「同プロジェクトの日」と定めており、「来年も再来年も、引退しても続けていきたい」と生涯のライフワークとして継続開催を約束した。