<オープン戦:メッツ2-8レッドソックス>◇11日(日本時間12日)◇米フロリダ州ポートセントルーシー

 メッツ五十嵐亮太投手(30)が4度目の登板で、1イニングを投げて打者6人に対し、3安打1三振2失点(自責点2)だった。3試合連続失点で、防御率は7・20となった。

 降雨による50分の中断をはさんだ後、6回から4番手として登板。フォークとスライダーが高めに浮き、立ち上がりから2連続長打を浴びた。「内容としてはすごく厳しい内容になってしまった。自分の基本に戻るべきだと思いました」と、険しい表情を見せた。

 またレッドソックス田沢純一投手(23)は8回から5番手として登場。2イニングを投げて、打者7人に対して無安打2三振1四球、無失点だった。3試合連続無失点で、防御率は0・00。制球のいい直球、切れのあるスライダーで、メ軍打線を封じ込めた。「スライダーがだいぶ思ったところに投げられるようになってきた」と納得の表情を浮かべた。