<オープン戦:エンゼルス6-12マリナーズ>◇21日(日本時間22日)◇米アリゾナ州テンピ

 マリナーズ・イチロー外野手(36)とエンゼルス松井秀喜外野手(35)が顔を合わせた試合で、審判員が一時的に1人だけとなる異例の事態が起きた。

 この日は、そもそも球審と塁審2人の計3人でスタート。ところが、投球を右腕に受けた球審が7回裏の前に“退場”。塁審の1人が控室に戻りプロテクターなどを装着し戻ってきた8回表途中までの間、もう1人の塁審がマウンド後方に立ち投球の判定などすべてのジャッジを行った。イチローは「きょうは歴史的な日。右翼から見ていて笑うしかなかった」と驚いていた。