<エンゼルス1-10ツインズ>◇8日(日本時間9日)◇エンゼルスタジアム

 エンゼルス松井秀喜外野手(35)が開幕4戦目で初めて「4番左翼」で先発フル出場。公式戦での外野手としての出場は08年6月15日のアストロズ戦以来662日ぶり。見せ場はなかったが2度の守備機会を無難にこなした。バットの方は第4打席で痛烈な左前安打を放つなど4打数1安打。しかしチームは1-10と大敗し3連敗となった。ツ000030034|10エ010000000|1<9回裏>

 エンゼルスは3者凡退で試合終了。1-10で敗れた。<9回表>

 ツインズは無死二塁からマウアーが左中間へヒット。松井が回りこんで処理したが内野へ返すのが精いっぱい。二塁走者が生還し7点目。なおも2死二、三塁からヤングが左翼へ3ラン。松井はぼう然と打球を見送った。<8回裏>

 ツインズ投手は右腕クレインに。松井は先頭打者で4度目の打席へ。カウント0-2からの3球目、外角直球をたたき痛烈なライナーが三塁手を襲う。打球はグラブをかすめ左前安打となった。しかし後続なく松井は一塁に残塁。無得点に終わった。<8回表>

 無死一塁からカダイアーの打球が三遊間を破り左前に。松井は落ち着いて処理し内野へ返球。この試合初めての守備機会だった。ツインズはその後トーミの右中間への3ランで6-1とリードを広げた。<7回裏>

 エンゼルスは3者凡退で無得点。<7回表>

 ツインズは1死二、三塁の好機も適時打が出ず無得点。松井の守備機会はこの回もなかった。<6回裏>

 エンゼルスは1死一、二塁の好機を生かせず無得点。<6回表>

 ツインズは3者凡退で無得点。松井の守備機会はなかった。

 <5回裏>

 2死一、三塁で3度目の打席へ。カウント0-1から低めに落ちる緩い変化球に手を出し、ボテボテの一ゴロ。チャンスに凡退し悔しそうな表情を見せた。<5回表>

 ツインズはトーミ、クベルの長短打で1-1の同点に。なおも1死一塁からハリスの打球は左翼へ。松井がフェンス際まで追ったが、はるか頭上を越え左翼席前に設置されているブルペンへ。逆転の2ランを松井はぼう然と見送るしかなかった。<4回裏>

 エンゼルスは3者凡退で無得点。<4回表>

 ツインズは3者凡退。松井の守備機会はなかった。<3回裏>

 1死一塁で松井が2度目の打席へ。初球外角直球を見逃し。2球目を打ったが左へ切れるファウル。3球目もファウル。4球目はバットが出かかったが止めてボール。5球目ファウル。6球目、内角への146キロのシンカーを見逃して三振に倒れた。エンゼルスは無得点。<3回表>

 ツインズは3者凡退。松井の守備機会はなかった。<2回裏>

 エンゼルスは無死二、三塁からイズタリスの中犠飛で1点を先制。<2回表>

 松井の守備機会なし。ツインズは無得点。<1回裏>

 1死一、二塁で松井が登場。右腕スロウイーのカウント1-1からの3球目スライダーに反応。快音を発したが右翼へのライナー。二塁走者を三進させたが後続なく無得点。

 <1回表>

 松井が左翼の守備に就いた。エンゼルス先発は右腕ピネイロ。1死一塁からマウアーの打球は左中間への二塁打。松井も打球を追ったがここは無理せず中堅ハンターに処理を任せた。その後は打球が飛んでこなかった。守備機会はゼロ。ツインズは無得点。