左太もも裏を痛めて故障者リスト入りしているオリオールズ上原浩治投手(35)は3日(日本時間4日)、傘下3Aノーフォークのスクラントン戦で調整登板し、1回を1安打1三振無失点に抑えた。

 前日に続き、連投となったこの日は、6回から2番手として登板。先頭打者を速球で左飛に打ち取ると、次打者にはカットボールを左前に運ばれたが、その後はフォークで空振り三振、速球で遊ゴロに抑えた。全14球で最速は145キロだった。

 上原は「昨日投げていない分、今日は変化球を多めに投げた。フォークはもっと精度を上げないとメジャーでは打たれる。いつでもメジャーで投げる準備はできている」と話した。