<ホワイトソックス2-3エンゼルス>◇19日(日本時間20日)◇USセルラー・フィールド

 3試合連続で無安打だったエンゼルス松井秀喜外野手(35)は、左腕ダンクスからいい当たりは5回の中飛だけ。打率は今季ワーストの2割2分4厘に落ち込んだ。

 試合前にソーシア監督は「不振は誰でも陥るもの。フォームはいい。タイミングの取り方に問題がある」と指摘した。松井は打撃が崩れる要因として、結果を過剰に求める意識が「潜在的にあるかもしれない。僕だって人間だから」と苦しい胸中を口にしていた。

 監督は交流戦で松井に左翼を守らせる考えを明らかにしたが、ここ13打席で安打がない。左翼手のリベラを控えに回せば、逆に戦力低下を招きかねない。松井が正念場を迎えている。