<メッツ7-6マーリンズ>◇6日(日本時間7日)◇シティフィールド

 メッツ高橋尚成投手(35)が4度目の先発となったマーリンズ戦で、5回1/3を6安打(2本塁打)2四球で5失点(自責点5)だった。8回に味方が勝ち越したため勝敗はつかず、防御率は3・80となった。

 序盤はマ軍打線にフライを打たせて取る緻密な投球を見せたが、4回に3番アグラに追い込んでから3球目内角スライダーを左翼席に運ばれた。5回は3者凡退に抑えたものの、6回につかまった。先頭コグランが中前打で出塁すると、1死後に4番カントゥに中前適時打。次打者にも中前打を許し、1死一、二塁となったところで、6番ロスにカウント2-0から内角高めの速球を左翼席へたたき込まれ、90球で降板となった。

 高橋は「(本塁打は)2本とも2-0からだった。考えないといけないし、同じような右打者に打たれたのがすごく悔しい」と話した。

 チームは7-6で勝ち連勝を3とした。

 5試合ぶり登板の五十嵐亮太投手(31)は1回を投げ1安打2四球1失点。