ロッキーズ傘下3Aコロラドスプリングズで今季を終了した松井稼頭央内野手(34)が9日、古巣の西武ドームを訪れた。かつてプレーを共にした西武ナインや、PL学園の後輩ロッテ・サブローら多くの選手と旧交を温めた。さらにトークショーでは「清原さんの前では直立不動でした」「オリックス戦ではイチローさんのバッティングをずーっと見てました」などと西武時代の思い出を語った。

 注目される自らの進路については「せっかくこれからCSが始まるわけですから、僕もしっかり見たいですし、応援したい」と、現時点では封印。その上で、松井は、米国での代理人アーン・テレム氏との契約を解除したことを明かし、「(日米ともに)いったんリセットして、一からやっていきたい」と、来季所属先について熟考する姿勢を見せた。