ブレーブスの斎藤隆投手(40)は、プレーオフのナ・リーグ地区シリーズ敗退から一夜明けた12日、ロッカー整理のために訪れた本拠地ターナー・フィールドで「野球をやめることはまだ考えていない」と、41歳になる来季も現役を続ける意向を明らかにした。

 斎藤は「やるとなれば、遅くとも4週間後には動きださないといけない。それはまだ考えたくもない」と、1年間の疲れもにじませたが「(今後も)やれる限りはやりたい。(来季は)アメリカを優先する」と話した。

 斎藤はブレーブスに移籍した今季、主に抑えにつなぐ役割でレギュラーシーズン56試合に登板して2勝3敗1セーブ、防御率2・83の成績。プレーオフはシーズン終盤に痛めた右肩の影響で調整が遅れ、地区シリーズ第3戦から登録されたが登板機会がなかった。