ロッキーズ傘下3Aコロラドスプリングズで今季を終えた松井稼頭央内野手(35)が25日、都内のグラウンドでオフの練習を本格的に開始した。

 体幹や肩甲骨まわりの強化、ランニングに加え、公式戦以来となるキャッチボール、ティー打撃を行った。打撃練習では左右両打席で50球ずつを打ち込み、「今日は球を打ってどうこうというのではなく“振る”ということ。しっかり体を回すという意味合いで振りました」と説明した。

 まだ来季所属先は決まっていないが「メジャーでもそういうケースはありましたから。FAだったりとか」と自然体。「僕は待つ身ですから。お声がかかったときにしっかり動けるように体をつくっておきたい」とオフのトレーニングに意欲を見せた。