メッツ五十嵐亮太投手(31)が3日、成田空港着の日本航空機で帰国した。メジャー1年目は4月下旬に左太もも裏を痛め、約1カ月間の故障者リスト入りしてから暗転。夏場にはマイナー調整を強いられ、31試合の登板にとどまった。1勝1敗、防御率7・12と「今年は自分でも、この成績はない、と思えるくらいに悪かった」と満足できるものではなかったが、「今となってはすべてがいい経験。来年につながりそうな雰囲気はある」と最後5試合はメジャー初勝利を含む、無失点で終えた。約9カ月ぶりとなる日本に、「(機中では)食べることばかり考えていた。最初が焼き肉で、次が和食。日本はやっぱり、いい」と12月中旬までつかの間の帰国を楽しみにしていた。