ロッテからポスティングシステム(入札制度)での米大リーグ移籍を目指している西岡剛内野手(26)とツインズとの契約交渉が今週中に合意する見通しとなったことが15日、分かった。関係者によると、契約年数など最後の詰めの交渉をしているという。

 西岡は日本時間16日午後に渡米し、ツインズの本拠地ミネアポリスで身体検査を受け、最終交渉の結果を待つ。

 今季、206安打を放った西岡は、打率3割4分6厘で首位打者と最多安打のタイトルを獲得。チームの5年ぶりの日本シリーズ制覇に貢献した。最近9年間で6度、ア・リーグ中地区優勝を果たしているツインズが、11月下旬に独占交渉権を落札していた。

 入札制度での移籍が実現すれば、2007年に西武からレッドソックス入りした松坂大輔投手ら3人以来となる。