オリオールズ上原浩治投手(35)は14日(日本時間15日)、捕手を座らせてテンポよく26球を投げた。3日に右肘の痛み止め注射を打ってから初のブルペンとあって「キャッチボールの延長。確認だけ」と、速球のみの軽めの内容だった。

 今後の練習内容や、オープン戦登板の時期は首脳陣との話し合いで決まるが「調整が遅れているとか、そういうのはまったくない」と、順調な回復を強調。一方で「今はあんまり笑顔を見せられる状態じゃない」と東日本大震災の被害に心を痛めていた。