黒田博樹投手(36)が15日(日本時間16日)、東日本大震災の被災者への義援金として、5万ドル(約400万円)を寄付すると発表した。

 黒田は「ドジャースが募金すると聞いたので、自分も協力しようと思った」と説明。地元ロサンゼルスのドジャースタジアムで募金活動を行うのに合わせ、これまで毎年、がん撲滅のためチームに寄付していた10万ドルのうち、半分を義援金に回してくれるよう要請したという。

 練習前のミーティングで黒田は球団の支援活動に謝辞を述べるとともに、引き続きの支援を要請した。「みんな深刻に受け止めてくれ、自分のことのように心配してくれてうれしかった。ぐっとこみ上げるものがあった」と話した。