アスレチックス松井秀喜外野手(36)は、額と鼻の根元に痛々しい傷をつくって球場に現れた。前夜に宿舎でつまずいて床に打ち付けたという。寝違えによる首の張りに続き「泣き面に蜂」となった。

 小学生の時は柔道にも熱を入れ、石川国体の強化選手になる腕前だっただけに「受け身を取りたかったけどね。(経験が)生きなかった」と、ばつが悪そうだった。

 試合は2日続けて休んだが、打撃練習などを無難にこなした。23日に復帰し、24日は昨年9月以来の外野守備に就く予定だ。