<ツインズ3-2レイズ>◇5日(日本時間6日)◇ターゲットフィールド

 ツインズ西岡剛内野手(26)が「9番遊撃」で先発し、確実な守備で試合を締めくくった。

 2点リード迎えた9回。守護神キャップスがアップトンからソロ弾を浴び、さらに右前、四球で走者を出し、2死一、二塁と逆転の危機を迎えた。キャップスに代わり、マウンドへ上がったのは左腕パーキンス。レ軍DHデーモンの打球は球足遅く遊撃へ転がったが、西岡が素早く前進してキャッチ。一塁へジャンピングスローして、間一髪で27個目のアウトをもぎ取り、チームを勝利へ導いた。

 西岡は「展開的に後ろで守っている選手がなんとかカバーしないと勝てない試合だった。勝ったことでホッとしています」と笑顔を見せた。

 打席では、左飛、左飛、一ゴロで3打数無安打。打率を1割8分8厘とした。試合はツインズが3-2で逃げ勝った。