<オリオールズ6-2レッドソックス>◇19日(日本時間20日)◇オリオールパーク

 オリオールズ上原浩治投手(36)は3-2の8回に準備を始めた。出場停止のグレッグに代わり抑えとして投げる予定が、味方の2本塁打で4点差となり、出番なし。「1点差で最後は緊張する。つくり上げた気持ち、ブルペンで投げた体を返してほしい」と冗談めかしたが、今季初セーブを挙げる機会を逃し残念そうだった。

 好投を続ける右腕は一部報道でトレード候補とされ、パイレーツが興味を示したとの情報も。ただ、移籍なら優勝を争う球団に迎えられる可能性が高く「そういう話は出てもらった方がうれしいし、モチベーションも高まる」と前向きに捉えた。