6月10日に右肘の靱帯(じんたい)修復手術を受け、リハビリ中のレッドソックス松坂大輔投手(30)は17日、フロリダ州フォートマイヤーズの球団施設でランニングなどを行い「手術後ボールを投げ始められるまで4カ月と言われたが、順調に来ているのでそれよりは早いと思う」と術後2カ月を経ての回復ぶりを話した。

 キャッチボールはできないが、ベンチプレスなど、肘を使ったウエートトレーニングも行っており、下半身や体幹の強化は「試合の調整をする必要がない分、キャンプよりきつい。扱いが20歳前後の子のよう」とトレーナーが管理するメニューに従って、目いっぱい追い込んでいる。来季後半と予想される実戦復帰に向け、まずは基礎固めの日々が続いている。