米大リーグ機構は12日、大リーグ移籍を目指すヤクルトの青木宣親外野手(29)をポスティングシステム(入札制度)による獲得可能選手として全30球団に公示した。入札は東部時間16日午後5時(日本時間17日午前7時)に締め切られる。入札した球団名や金額は公表されない。

 ヤクルトは入札額にかかわらず受諾する方針で、最高額で入札した球団に30日間の独占交渉権が与えられる。青木は打率3割5分8厘をマークした昨年を含め、首位打者を3度獲得。ベストナインには7年連続で選ばれている。プロ8年間の通算打率は3割2分9厘。シーズン200安打を2度記録し、通算安打は1284。今季は全144試合に出場して打率2割9分2厘だった。