12日(日本時間13日未明)、米アリゾナ州ピオリアでバッテリー組のキャンプ初日を終えたマリナーズ岩隈久志投手(30)の一問一答
-マリナーズのユニホームを着ての初日の練習
岩隈
そうですね、まあすごく楽しかったというか。練習量としては少ないと思うんですけども、初日にしては僕の中では、しっかり動けたというふうに思いますし。まあ、これから徐々に慣れていけたらいいな、というふうに思っています。
-ユニホームに袖を通すとやはり違うものか
岩隈
そうですね。本当に気が引き締まって、本当に興奮してね、練習ができたと思います。
-日本流とメジャー流で差があると思うが
岩隈
そうですね、本当にすごい、軽い練習に感じるというか、それぐらいの感じはしましたけども。こういうのも慣れていきながら、足りないと思えば自分でやればいいと思いますし。そういう感じで違いを感じましたけども。でも、いい練習はできたと思っています。
-練習前のミーティング、練習の合間でのコーチからの説明はくみ取れたか
岩隈
そうですね。まあこれから始まるっていうことでね、本当にチーム一丸となって上を目指して頑張っていこうっていうことで監督も話してくれましたし。本当に僕も選手も、それに徹しながら一緒にプレーしていきたいなっていうふうに思ってます。
-その中で川崎選手が声を掛けていたが
岩隈
そうですね。やっぱうれしいですよね。元気いっぱいのムネが入ってくれましたしね。今日も一緒にアップをしてたので、これからもっともっとね、一緒になってできるというふうに思いますので。頑張りたいと思います。
-いろいろ日米のキャンプの違いはあるが、ボールを投げることに対して何か希望を持っているのか
岩隈
そうですねえ、ブルペンに入る回数も限られてますんで、その中でいかにどうやって調整していくかをしっかり考えて。あとはコーチとも話し合いながらやっていきたいなというふうに思ってますんで。あとは、長いシーズンですから、じっくりと焦らずにやりたいなというふうに思ってます。
-まずはコーチのやり方を受け入れていくという姿勢か
岩隈
そうですね、はい。それに合わせて出来るようにやっていきたいなというふうに思っています。
-アップからスパイクでやるというのが日本と、ちょっと違うのでは
岩隈
あ、そうですね。その辺がちょっと違ったので。そこは慣れていかなきゃいけないと思うし。僕もシューズを持って出ましたけど、ランニングもちょっとね、もうこういう感じなのでスパイクに慣らしていこうかなというふうに思って。まあスパイクで走りましたけども。それぐらいの違いはありますけど。まあでもそうやって1日をスパイクを履いて慣らしていければっていうふうに思います。
-今日感じた一番の戸惑いは
岩隈
戸惑いですか?
戸惑い?
まあ、1つは、もうこんな早く練習が終わるのかと。もう終わりかな?
と思いましたけどね。それぐらいですかね。
-アップの時に同じグループにヘルナンデスら先発予定5人と一緒だった
岩隈
そうですね、それはちょっと感じながら、考えながらアップをしましたよね。
-ヘルナンデスと話はしたか
岩隈
まあ、会ってあいさつとかはしましたけどね。
-日本で開幕があるが、そこまで時間はタップリあると感じるか、あまりないと感じるか
岩隈
う~ん、まあどうですかねえ。タップリあるとは思わないですけど。自分の中でもなるべく早く仕上げていきたいっていうのはあるので。その中でブルペンの回数は少ないので、キャッチボールを大事にして肩を作っていく、フォームを作っていくのをやっていきたいなというふうに思っているので。まあじっくりやりたいと思いますけどね。
-オープン戦まで逆算してやっているものはあるのか
岩隈
いや。特にまだないですね。
-登板予定に関しては
岩隈
まだですね。
-明日ブルペンだが、その後は1日間隔。もっと投げたいと思っているか
岩隈
特にそういうのはないですね。何かあったら言ってくれっていうふうに言われたので。もし、足りなかったら言おうかなと思いますけど。まあそれよりも、まずその調整に合わせてっていうふうに思うので。まあ、日本はね、間隔ではもう毎日毎日投げてきたので、逆に投げないと不安になりがちですけど、僕はそんなにもともと投げないので。キャッチボールを大事にしたいので。そこでフォーム作りをして、やれればいいのかなぁというふうに思っているので。
-日本では今の時期、遠投をよくやっていると思うが
岩隈
まあ、そうですね。じっくりやるので。後はその3回のブルペンでどうやってやっていくかっていうのを考えて。もう、ほとんど本当にゲームに入って行くようなピッチングをブルペンで練習していこうかなっていうふうに思っています。(構成・木崎英夫通信員)