左肘の異常を訴えていたオリオールズ和田毅投手が1日、5日ぶりにキャッチボールを行った。10分間、力みなく15~30メートルの距離を投げ「休む前よりも感覚が良くなっている」と好感触を口にした。

 2日もキャッチボールで様子を見る。ショーウォルター監督は4日にもブルペン入りする可能性を示し「開幕まで時間はある。間もなく通常のペースに戻るが、再発に注意したい」と話した。

 チームは5日にオープン戦が始まる。先発入りを目指す左腕は「出遅れたのは否めない。ただ、慌ててけがをすることが、一番やってはいけない」と冷静に現状をとらえた。