ヤンキース黒田博樹投手は7日のレイズ戦でのオープン戦初登板に備え、早朝の筋力トレーニングを減らし、キャッチボールや外野ポール間のダッシュを行った。先発で2回を投げる予定で「段階を踏んで実戦に入る。まずは打者との感覚」とテーマを挙げた。

 黒田はレイズとは過去に対戦がない。開幕シリーズで当たる相手だけに、手の内は見せたくないところで「自分の調整もあるし、微妙だね。まずは打者を覚えることが先決かな」。ジラルディ監督は「持ち前の制球力、緩急、変化球の切れを見せてほしい」と期待した。