<オープン戦:ヤンキース3-4アストロズ>◇12日(日本時間13日)◇フロリダ州タンパ

 ヤンキース黒田博樹投手(37)がオープン戦2度目の先発に臨み、3回を投げて2安打2四球2三振で無失点に抑えた。防御率は5・40。

 本調子ではないながらも、何とか無失点に抑える力投を見せた。1回は1死から四球で走者を出しながら、二ゴロ併殺で3死。2回を6球で3者凡退に抑えた。

 もたついたのは3回。先頭カストロに二塁内野安打を許すと、1死二塁から四球、三塁内野安打で2死満塁のピンチを呼んでしまう。だが、最後はボグセビックをスプリットで空振り三振に仕留めて締めくくった。

 黒田は「状態自体はあまりよくなかったですけど、その中でしっかり課題を持ちながら投げられたと思います」と話した。

 次回登板は17日(同18日)のアストロズ戦が予定されている。

 試合は3-4でヤンキースが敗れた。