<レンジャーズ10-3エンゼルス>◇11日(日本時間12日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が先発。途中雨による約2時間の中断を挟みながらも5回1/3を3失点に抑え5勝目(1敗)を挙げた。強打者のプホルスとの初対決は三邪飛、三邪飛、空振り三振だった。※◎=空振り、○=見逃しストライク、●=ボール、-=ファウル、×=打球エン002001000=3レン61110010×=10<1回>

 セットポジションからの投球。1番トラウト(右)○●○●◎初球は146キロのカットボール。2-2から135キロのボールになるスライダーで空振り三振。2番イズタリス(左)○×内角カットボールに詰まりながらも右前安打。3番プホルス(右)○●--●◎×初球は133キロの真ん中スライダーで1ストライク。2球目スライダーが外れ1-1。3、4球目はファウル。2-2からの6球目149キロの内角高めのツーシームでバットを縦に真っ二つにへし折り三邪飛。この際、打ち終えたバットが捕手トレアルバに直撃。試合が中断したが大事に至らずプレー続行。4番ハンター(右)-○◎直球系で追い込み最後はやや腕を下げて133キロのスライダーを外角に投げ空振り三振。

 1回裏、レンジャーズが1点を先行。なおも1死満塁の場面で、雨が激しくなり中断。約2時間後再開。エンゼルスは先発のC・ウィルソンに代わって翌日先発予定だったウィリアムズが2番手で登板。レ軍はウィリアムズを攻め5点を追加した。<2回>

 2時間中断も続投。捕手がトレアルバからナポリに交代。5番トランボ(右)○○●●◎133キロの外角スライダーで空振り三振。6番ケンドリック(右)●-●●×149キロ直球で詰まらせ右飛。7番ウェルズ(右)-×148キロの外角カットボールで右飛。3者凡退。球数はここまで28球。<3回>8番アイバー(左)--○149キロのカットボールで追い込み最後は130キロのカーブで見逃し三振。これで4個目。9番ウィルソン(右)●●●●直球系がすべて外れストレートの四球。1番トラウト(右)●●○×2-1から148キロの甘く入った直球を左翼スタンドへ運ばれ2ラン被弾。2番イズタリス(左)●○×114キロのカーブで二ゴロ。3番プホルス(右)●○◎--×スライダー、直球でカウントを稼ぎ、最後は149キロの高め直球で三邪飛。投球数は48球。<4回>4番ハンター(右)○●-×139キロの外角スライダーを引っかけさせ三ゴロ。5番トランボ(右)-◎-◎138キロのスライダーで空振り三振。これが5個目。6番ケンドリック(右)●○●◎●-●3-2からスライダーが外れ四球。7番ウェルズ(右)●×143キロのカットボールで右飛。投球数は65球。<5回>8番アイバー(左)○-×内角低めのカットボールで二塁へのハーフライナー。9番ウィルソン(右)●●◎●◎◎3-2から133キロのスライダーで空振り三振。1番トラウト(右)●○●○●-●四球。2番イズタリス(左)●×投ゴロ。足元を襲う打球を軽くさばいた。<6回>3番プホルス(右)○●◎◎1-2から151キロ直球で空振り三振。4番ハンター(右)●●●○×146キロ直球をセンターバックスクリーンへソロ本塁打。レンジャーズファンの少年が飛び出してきてナイスキャッチ。グラウンドへボールを投げ返した。5番トランボ(右)●初球を左手に当てる死球。ここでワシントン監督が登場し降板。投球数は93球。【エンゼルス先発メンンバー】(1)トラウト(2)イズタリス(3)プホルス(4)ハンター(5)トランボ(6)ケンドリック(7)ウェルズ(8)アイバー(9)ウィルソン