28日に右手を痛めたブルワーズの正捕手ジョナサン・ルクロイ(25)が心も痛めている。ケガの原因は、スーツケースに妻が入れてくれた靴下を宿泊先で取り出そうとしたら、スーツケースが落下して手をはさまれたため。骨折で全治4~6週間と診断され、故障者リスト入りした。この後、フェイスブックなどで妻に対する非難の書き込みが殺到した。

 ルクロイは打率3割4分5厘、5本塁打、30打点と絶好調だった。主力選手の相次ぐ離脱で低迷するチームで、野球以外の間抜けな事件でさらなる故障者が出たため、ファンの怒りの矛先が妻に向いたようだ。困惑しきりのルクロイは「彼女が悪いわけじゃないので、お願いだからやめてほしい」と呼びかけた。