<エンゼルス3-2レンジャーズ>◇2日(日本時間3日)◇エンゼルスタジアム

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)がエンゼルス戦に先発した。バックの拙い守りや、審判の微妙なジャッジにも泣かされ7回途中3失点(自責2)で降板。3敗目(7勝)を喫した。6回1/3を投げ5安打3失点、7三振3四球で防御率は3・21。レン000000110=2エン00000120×=3<1回>

 捕手はトレアルバ。セットポジション。

 

 1番トラウトに対し初球148キロ直球は指に引っ掛かりワンバウンドのボール。2球目も同じ。3球目に直球が決まり2-1。4球目スライダーが高めに抜け2-2。5球目、低めの球で遊ゴロに仕留めたかに見えたが遊撃手のアンドラスが一塁へ高投。エラーで無死一塁。

 2番カラスポは2-2から一直。しかし一塁のナポリが捕球できずはじく。二塁手がカバーし一塁はアウト。捕っていればライナー併殺だった。1死二塁。

 3番プホルスは2-1から149キロのインハイ直球で遊飛。

 4番モラレスは1-2と追い込み、最後は低めのスライダーで遊ゴロ。投球数18。<2回>

 5番トランボは2-2から152キロの内角高め直球で空振り三振。

 6番ハンターは150キロ台の直球で押し、最後は154キロ直球で大きな右飛。

 7番ケンドリックは148キロのツーシームで遊ゴロ。3者凡退。投球数は30。<3回>

 8番アイバーは3-2から151キロの真ん中直球を打ち返されセンターへ。本塁打かと思われたが中堅手のジェントリーがジャンプ。フェンス越しにグラブを出して本塁打をスーパーキャッチ。ダルビッシュ、思わずグラブで拍手。

 9番ウィルソンは0-2からスライダーで空振り三振。

 1番トラウトはスライダーで遊直。投球数42。<4回>

 2番カラスポに初球カーブを中前安打。これが初安打。

 3番プホルスは変化球が決まらずストレートの四球。無死一、二塁。

 4番モラレスは2-1から143キロのカットボールで平凡な左飛。

 5番トランボは初球151キロ直球で右飛。2死一、三塁。

 6番ハンターは3-2からスライダーが外れ2死満塁。

 7番ケンドリックは152キロ直球で詰まらせ三ゴロ。ピンチ脱出。投球数60。<5回>

 8番アイバーは2-2から144キロのツーシームで一ゴロ。

 9番ウィルソンは154キロ直球で空振り三振。これが3個目。

 1番トラウトは147キロの内角ツーシームを左二塁打。

 2番カラスポはは144キロのツーシームで遊ゴロ。無失点。投球数は72。<6回>

 3番プホルスは0-2と追い込み152キロ直球で内野フライに。しかし一塁手のナポリが捕球できず。プホルスは一気に二塁へ。記録はエラー。無死二塁のピンチ。

 4番モラレスは3-2から136キロのスライダーで空振り三振。しかしプホルスに三盗を決められ1死三塁。

 5番トランボは直球で三ゴロ。しかし三塁手のベルトレが本塁送球を焦りファンブル。プホルス生還。一塁もセーフ(記録はエラー)。

 6番ハンターは空振り三振。しかし捕手が後逸し2死二塁に。

 7番ケンドリックはスライダーで空振り三振。1点で止めた。<7回>

 味方が1-1、同点に追いついた。

 8番アイバーは初球をバント。ダルビッシュが処理したがジャックル。内野安打となり無死一塁。

 9番ウィルソンはスリーバント失敗で三振。

 1番トラウトの4球目にアイバーが二盗成功。トラウトは遊ゴロ。走者と重なり、遊撃手のアンドラスは二塁走者に打球が当たったとジャッジしどこにも送球せず。しかし審判は守備妨害を取らず内野安打。

 2番カラスポの初球にトラウトが二盗し二、三塁。カラスポは右前適時打で1-2と勝ち越しを許した。

 3番プホルスは3-2から四球を与え1死満塁。ここでワシントン監督が登場し、上原と交代した。投球数は111。

 上原は4番モラレスを右飛。右翼から本塁への好返球で三塁走者アウトかと思われたが球審の判定はセーフ。1-3に。猛抗議したトレアルバ捕手が退場処分となった。【エンゼルス先発オーダー】(1)トラウト=右(2)カラスポ=左(3)プホルス=右(4)モラレス=左(5)トランボ=右(6)ハンター=右(7)ケンドリック=右(8)アイバー=左(9)ウィルソン=右