<ホワイトソックス8-10マリナーズ>◇2日(日本時間3日)◇USセルラーフィールド

 マリナーズ岩隈久志投手(31)が延長12回を締め、2セーブ目を挙げた。1死から四球を許したものの最後はダンを追い込んでフォークボールで遊ゴロに仕留めた。両チームで計16投手が登板し、8本塁打が飛び交った大乱戦にも「いい緊張感があって集中できた」と動じることはなかったという。

 ダンにはシアトルで対戦した際に特大の1発を浴びていた。その時は内に甘く入った直球を痛打されており「外のなるべく低め」をイメージしてその通りに配球できたという。「バランスよく投げられた。力むことなく投げられたし、本来の自分のボールが行きだした」と気持ち良さそうに振り返った。