<パドレス2-4レンジャーズ>◇20日(日本時間21日)◇ペトコパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)がインターリーグ(交流戦)のパドレス戦に先発。8回122球を投げ5安打2失点、8三振3四球でリーグトップタイの9勝目(4敗)を挙げた。DH制のないナ・リーグのホームゲームとあり「9番投手」としてメジャーでは初めて打席に立った。第1打席はバットを折りながら右前へメジャー初安打。第2打席は二ゴロ。第3打席は3球三振。9回の第4打席は代打を送られた。レン000012100=4パド020000000=2

 <1回>

 レンジャーズ捕手はトレアルバ。セットポジションからの投球。1番ベナブル(左)は初球、セーフティーバントを試みるもファウル。0-2から3球目のカーブを打って二ゴロ。キンズラーが素手で捕ってアウトに。2番メイビン(右)は3-2から153キロ直球が外れ四球。3番コッツェー(左)の5球目に捕手の悪送球で一塁走者二進。コッツェーは四球で1死一、二塁。4番ヘッドリー(左)は1-2から甘い直球をはじき返されたが二塁正面のライナー。二塁走者飛び出しており併殺。ピンチ切り抜け無失点。初回の球数は20。

 <2回>5番アロンソ(左)は129キロのカーブで空振り三振。6番カブレラ(左)は初球直球を右前安打。7番ベーカー(左)はボテボテの遊ゴロ。2死一塁に。8番アマリスタ(左)は1-2からのカーブを三塁線を破る二塁打。2死二、三塁。9番バス(右=投手)は0-2と追い込みながら3球目直球が真ん中高めに入り、一塁線を破る2点適時打を許した。1番ベナブルの時、バスに二盗を許したが一直。この回2失点。投球数は41球。

 <3回>2番メイビン(右)は3-2から内角に食い込むツーシームで一ゴロ。3番コッツェー(左)は0-1から二ゴロ。4番ヘッドリー(左)はスライダーで空振り三振。3者凡退。投球数は53球。

 <4回>5番アロンソ(左)は1-2から153キロの直球で詰まらせ左飛。6番カブレラ(左)は151キロのツーシームでゴロを打たせたが打球のコースが良く遊撃内野安打。7番ベーカー(左)の初球にカブレラが二盗成功。ベーカーは四球。四球は3個目。8番アマリスタ(左)は152キロのツーシームで空振り三振。9番バス(右)はスライダーで二ゴロに仕留め無失点。投球数は76。

 <5回>

 表の攻撃で味方が1点を返し1点差に。大事なイニングだ。1番ベナブル(左)は150キロ台のツーシームで見逃し三振。2番メイビン(右)は2-2から二ゴロ失策。ダルビッシュの右足に当たり二塁へ転がったがキンズラーがお手玉。3番コッツェー(左)の3球目にメイビンが二盗失敗。コッツェーはカットボールで一ゴロに仕留めた。投球数は90球。

 <6回>

 表の攻撃で味方が内野ゴロと押し出し四球で3-2と逆転。9勝目の権利をゲット。4番ヘッドリー(左)は152キロ直球で空振り三振。5番アロンソ(左)は遊ゴロ。6番カブレラ(左)は153キロのツーシームで見逃し三振。3者凡退。投球数は102。

 <7回>7番ベーカー(左)は右飛。8番アマリスタ(左)は2-2から153キロ直球を打たれ中安打。9番代打クエンティン(右)は0-2と追い込み最後は155キロツーシームで遊ゴロ併殺打に仕留めた。投球数は112。

 <8回>1番ベナブル(左)はカーブで空振り三振。2番メイビン(右)は大きなスライダーで空振り三振。3番コッツェー(左)は二ゴロに仕留め3者凡退。投球数はメジャー移籍後最多の122。

 <9回>クローザーのネーサンが締める。【パドレス先発メンバー】(1)ベナブル(2)メイビン(3)コッツェー(4)ヘッドリー(5)アロンソ(6)カブレラ(7)ベーカー(8)アマリスタ(9)バス