<レッドソックス8-10ヤンキース>◇6日(日本時間7日)◇フェンウェイパーク

 メジャー通算50勝を目指してマウンドに上がったヤンキース黒田博樹投手(37)は、今季自己ワーストタイとなる10安打7失点を許したが、勝敗はつかなかった。1回に味方打線が爆発し、大量5点の援護をもらって登板したが、その直後に今度は黒田が5点を献上。勝負は振り出しへと戻った。両軍は2回に1点ずつを挙げた後、均衡を保っていたが、黒田は5回に2安打1暴投で1失点。1点リードを許した状態で6回途中に、今季最多112球で降板した。

 5回2/3を投げて、10安打2四死球3奪三振で7失点(自責6)。防御率は3・50。

 7回に味方打線が再び活気づいて4点を奪ったため、黒星は免れた。黒田は「今日はすべてのボールがよくなかった。(グリーンモンスターのある)レフトは狭いなと、つくづく思いました」と話した。