右ふくらはぎ痛で故障者リスト入りし、マイナー調整中に右上腕を痛めた米大リーグ、ダイヤモンドバックスの斎藤隆投手が13日、アリゾナ州フェニックスでのルーキーリーグで登板し、先発で1回を投げて三者凡退に抑えた。

 実戦マウンドは6月14日以来だったが、真っすぐは常時91マイル(約146キロ)を計測するなどマイナーの打者を翻弄(ほんろう)。わずか12球で2三振と投ゴロに仕留めた。

 相手が格下の選手だったため、打者の反応を十分に確かめることはできなかった。それでも「こうして実戦で投げるというのは少しずつだが自分の不安を解消していける」と話した。右上腕などの状態は良好のようで、次回は16日に再び投げる予定。