<レッズ3-1ブルワーズ>◇20日(日本時間21日)◇グレートアメリカンボールパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手(30)が「1番右翼」で先発し、チーム唯一の得点をたたき出した。4打数1安打1打点で、打率は2割8分7厘。

 ブ軍エストラダ、レ軍ベイリーの両先発が投手戦を展開。前回対戦よりも「切れがよかった」というベイリーを相手に、ブ軍打線が手こずった。青木は、第1打席にカウント3-2から7球目を堂々と見逃して四球を選びにいったが、球審の判定はストライク。見逃し三振となった。第2打席では初球直球を左飛、第3打席では空振り三振に倒れたが、最終打席で一矢報いた。3点を追う8回2死一塁の場面で、左翼フェンス直撃の大きな適時二塁打を放ち、完封負けを免れた。

 青木は「(相手投手は)この前より切れがあったし、コントロールがよかった。第4打席に関してはいい打席だった。その前にもうちょっと早く修正できればよかった」と、敗戦の悔しさをにじませた。