<エンゼルス2-9レンジャーズ>◇21日(日本時間22日)◇エンゼルスタジアム

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が11勝目(6敗)を挙げた。7回、117球を投げ3安打2失点、11三振を奪った。レン151000020=9エン001010000=2

 <1回>捕手はトレアルバ。セットポジションからの投球。1番トラウト(右)。初球149キロ直球が決まって1ストライク。1-1から150キロ直球で左飛。2番ハンター(右)は速球で追い込み1-2からスライダーで空振り三振。3番プホルス(右)は遊ゴロ。全5球すべて153キロ台の直球。最後は153キロで仕留めた。3者凡退の快調なスタート。投球数は12。

 <2回>6点の援護。4番トランボ(右)は1-1から148キロ直球で右飛。5番モラレス(左)は3ボールとなったがそこから最後は148キロツーシームで空振り三振。6番カラスポ(左)はこの試合最速の156キロをマークしたがフルカウントから四球。7番ケンドリック(右)は3球すべて直球で空振り三振。投球数は31。

 <3回>8番アイバー(左)はボール先行し3-1から四球。9番ヘスター(右)は1-1から3球目のツーシームが内角に抜け死球。無死一、二塁。1番トラウト(右)は初球を中前にはじき返されタイムリー。1点を失う。2番ハンター(右)は0-2からファウルで粘られたが7球目154キロ直球で空振り三振。3番プホルス(右)は0-1から2球目内角ツーシームで痛烈な三直。二塁走者戻れず併殺。投球数は49。

 <4回>4番トランボ(右)は直球で追い込み1-2から最後はスライダーで三ゴロ。5番モラレス(左)は1-2からスライダーで空振り三振。5個目。6番カラスポ(左)は2-0からツーシームがやや甘く入り右前安打。7番ケンドリック(右)は2-2からスライダーで右飛。

 <5回>8番アイバー(左)は146キロのツーシームで一ゴロ。9番ヘスター(右)は1-2からスライダーで空振り三振。6個目。1番トラウト(右)は3-2からツーシームが外れ四球。2番ハンター(右)の2球目にトラウトが二盗。3球目のスライダーを右中間へタイムリーされ2点目を失った。3番プホルス(右)は1-2から外角いっぱいの151キロツーシームで見逃し三振。投球数は87。これで5回を投げきり11勝目の権利をゲット。

 <6回>4番トランボ(右)は1-2から146キロのカットボールで空振り三振。8個目。5番モラレス(左)は106キロのスローカーブも織り交ぜ最後は148キロ直球で空振り三振。9個目。6番カラスポ(左)は2-0から148キロ直球で左飛。3者凡退。投球数はここまで98。

 <7回>7番ケンドリック(右)はボール先行。フルカウントまで持ってきたがスライダーが抜けて四球。その後二盗。8番アイバー(左)はスライダーで三振。10個目。1死二塁。9番代打カルフーン(左)は1-2からカットボールで投ゴロ。2死三塁。1番トラウト(右)は148キロのカットボールで空振り三振。11個目。投球数は117。

 【エンゼルス先発オーダー】(1)トラウト(2)ハンター(3)プホルス(4)トランボ(5)モラレス(6)カラスポ(7)ケンドリック(8)アイバー(9)ヘスター