<ヤンキース6-2マリナーズ>◇5日(日本時間6日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキースのイチロー外野手(38)は「7番左翼」で先発し、第4打席にラッキーな中前二塁打で12試合連続安打をマークした。

 4点リードで迎えた7回先頭の打席で、マ軍3番手左腕ペレスの2球目内角寄りスライダーを振った。打球は高く打ち上がり、センターフライに倒れるかと思われたが、中堅手が太陽光でボールを見失って捕球できず。記録はラッキーな中前二塁打となった。ヤ軍メンバーとして初出場した試合から12戦連続安打を記録するのは、1988年のドン・スロートと並ぶ球団タイ記録(1920年以降)。

 第3打席では、マ軍先発の岩隈に右膝裏付近に死球を当てられたが、その影響はなかった模様。

 その他の打席は、二ゴロ、中飛で、3打数1安打。打率は2割6分1厘。イチローは「(二塁打は)そりゃヒットになって欲しいですよ、あれ最後。でも、外野手の気持ちはよくわかるし、サンダースは僕のいいチームメートだったから、気の毒な思いもわかる。嫌だからね、外野手としては」と話した。