<レッドソックス9-2レンジャーズ>◇6日(日本時間7日)◇フェンウェイパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手(25)が今季ワーストの11安打を浴びて、6失点で8敗目(11勝)を喫した。

 スライダーやカーブなど変化球を多投し、速球の少ない組み立てとなったこの日は、1、2回と走者を背負いながらも無失点に抑えたが、3回から変化球にタイミングを合わされた。3回に二塁打を3本許して2失点。4回は1死後の四球から連打と犠飛で3点を失い、4回終了後にはすでに85球に達していた。7回にも1失点した後で、2死一、二塁となったところで今季最多の123球で降板した。

 「打ち取った当たりがヒットになったり、ここで抑えなければならないってところで長打がきたり。全体にうまくいかない部分が多かった」と振り返った。6回2/3を投げて11安打4四球9奪三振で6失点(自責6)。防御率は4・57。

 ダルビッシュは「別のピッチャーになるというのは撤回して、普通に自分らしくいかないといけないと思った。今日はたまたま結果はよくなかったですけど、これからまた、一からということでやっていきたい」と話した。