<ホワイトソックス2-1ヤンキース>◇22日(日本時間23日)◇USセルラーフィールド

 ヤンキースのイチロー外野手(38)が「9番左翼」で先発し、今季3度目の3三振に終わった。3打数3三振で、打率は2割6分9厘。

 ホ軍先発の左腕セールにやられた。3回1死走者なしの第1打席には、2ストライクから3球目内角高めの速球をハーフスイング。イチロー自身はボールだと思ったようだが、ホ軍捕手ピアジンスキーにアピールされた球審がファウルチップと判定し、空振り三振。ジラルディ監督とともに球審に抗議したが、三振となってしまった。第2打席には、フルカウントから7球目外角低めスライダーに反応してバットを止めたが、スイングを取られて空振り三振。 第3打席は、3球で見逃し三振となってしまった。

 イチローは「(第1打席の判定に)まあ、素敵なコールでしたね。キャッチャーが(ファウルチップだと)言ったら、審判が俺もそう思ってたみたいなこと言い始めた」と半ばあきれ顔だった。

 接戦に敗れたチームは、まさかの同一カード3連敗。2位レイズに3ゲーム差まで詰め寄られた。