<レンジャーズ1-0レイズ>◇28日(日本時間29日)◇レンジャーズボールパーク

 レンジャーズ・ダルビッシュ有投手がレイズと初対戦した。右太ももの張りで23日の先発を回避し、中10日の間隔で先発。7回110球を投げて6安打2四球無失点で13勝目(9敗)を飾った。フォークがさえ、毎回の10三振を奪う粘りの投球だった。レイ000000000=0レン00010000×=1<1回>1番

 初球のフォーシームをいきなり左前打された。2番

 送りバントで1死二塁。3番

 落差のあるフォークで空振り三振。4番

 フルカウントからフォーシームで中飛。<2回>5番

 四球。6番

 カットボールを右翼線二塁打され、無死二、三塁のピンチ。7番

 フルカウントから151キロのツーシームで空振り三振。8番

 浅い中飛に打ち取る。三塁走者はタッチアップできず。9番

 カットボールで二塁ゴロ。ダルビッシュが一塁カバーに入り危機を脱した。<3回>1番

 セーフティーバントが捕ゴロになった。2番

 外角低めいっぱい151キロのフォーシームで見逃し三振。3番

 2死から右前打を許した。4番

 スライダーで左飛に打ち取り、序盤を無失点に抑えた。<4回>5番

 2ストライクに追い込んだが、カーブを左前打された。6番

 四球で無死一、二塁のピンチ。7番

 130キロのカーブで空振り三振。8番

 ゴロに打ち取ったが、三塁内野安打となった。1死満塁。9番

 一塁手がゴロを二塁へ転送。ダルビッシュが素早く一塁ベースカバーに入り、見事に併殺を完成させた。危機を脱して無失点。

 レンジャーズは4回裏、キンスラーに左翼への本塁打が飛び出し、1点を先制した。<5回>1番

 フォークで三振。2番

 フォークで2者連続の空振り三振。3番

 打ち取った一塁線のゴロが切れず、内野安打となった。4番

 二塁ゴロに打ち取り、5回まで無失点に抑えた。<6回>5番

 144キロのフォークで空振り三振。6番

 フォークで一塁ゴロ。7番

 フォークで空振り、8個目の三振。この試合初めての3者凡退。<7回>8番

 144キロのフォークで空振り三振。9番

 131キロのスライダーで空振り三振。10個目。1番

 135キロのスライダーで遊飛。3者凡退に打ち取った。1点リードを守り、この回で降板した。【レイズ先発メンバー】(1)ジェニングズ(2)アップトン(3)ジョイス(4)ロンゴリア(5)ゾブリスト(6)スコット(7)ペーニャ(8)ロバーツ(9)ロバトン