<オリオールズ4-3レッドソックス>◇29日(日本時間30日)◇オリオールパーク

 レッドソックス田沢純一投手は敗戦の中でも好投で存在感を示した。

 前回登板から6日ぶりと間隔が空いた中で、3-4の8回からマウンドへ。「(登板間隔が空き)気にはしていた。コースと高さを強く意識していた」とスプリットと速球を軸に、丁寧に低めに集めて3者凡退とした。

 試合前のキャッチボールで相手を座らせるなど、感覚をつかむ努力を怠らなかった。満員の敵地でも変わらぬ投球を見せた田沢は「オリオールズも乗っている。しっかり抑えられてよかった」と納得の表情で話した。