<ブルワーズ5-3パドレス>◇1日(日本時間2日)◇ミラーパーク

 ブルワーズ青木宣親外野手はプレーオフ進出がなくなっても気持ちは切れていない。「手を抜くようなことはしたくない」と今季9度目の1試合3安打をマーク。消化試合になったにもかかわらず詰め掛けた3万人を超えるファンの姿を見て、意気に感じたという。

 疲労が蓄積した体は万全ではない。それでも対戦経験のないパドレスの左腕リチャード相手に来季を見据えて「少しでも何かを見つけたい」と首脳陣に出場を志願した。打球の弱さが幸いした内野安打2本の後は、初球を狙い澄まして右前打。29盗塁目も決め「切りのいい数字で終わりたい」と30盗塁到達に意欲を見せた。