<ア地区シリーズ:オリオールズ2-7ヤンキース>◇第1戦◇7日(日本時間8日)◇オリオールパーク

 ア・リーグ東地区優勝のヤンキースはワイルドゲームを勝ち上がってきたオリオールズ(東地区2位)と対戦。イチロー外野手(38)は「2番左翼」で先発出場。先制適時二塁打を含む5打数2安打2打点の活躍で勝利に貢献した。ヤン100100005=7オリ002000000=2

 雨のため開始が2時間30分以上遅れ日本時間午前9時40分プレーボール。

 <イチロー第1打席>

 1回表無死一塁。初球151キロ直球を見逃し。その後フルカウントからの7球目、151キロ直球をはじき返し左中間二塁打。ジーターが一塁から一気に生還。先制タイムリーとなった。3番ロドリゲスの初球に三盗を試みたがタッチアウト。

 <イチロー第2打席>

 3回2死走者なし。1、2球と直球見逃しで2ストライク。その後フルカウントまで持ち込んだが9球目真ん中高めの149キロ直球をフルスイング空振り三振。

 オリオールズは3回裏、連打と送りバントで1死二、三塁とし、1番マクロースの2点適時打で2-1と逆転。

 ヤンキースは4回、1死一、二塁からテシェイラの適時打で2-2同点。

 <イチロー第3打席>

 5回2死走者なし。2-2からの6球目、149キロの外角直球を空振り三振。

 <イチロー第4打席>

 7回1死二、三塁。投手は3番手のアンダーハンド、オデイ。1-2から4球目、真ん中付近の直球をたたいて強め、二塁正面のゴロ。三塁走者のマーティンが突っ込んだがタッチアウトで勝ち越しならず。続くロドリゲスも三振で無得点。

 ヤンキースは9回、マーティンのソロ本塁打で3-2と勝ち越し。

 <イチロー第5打席>

 9回、1点を勝ち越しなおも無死一、三塁。投手は右腕J・ジョンソン。1-0から2球目外角低めツーシームを引っかけボテボテの一塁線へのゴロ。投手が処理したがどこにも投げられず内野安打。三塁から代走ヌネスが生還し4-2。イチロー2安打2打点。その後も追加点を挙げ7-2とリードを広げた。

 ヤンキースは7-2で勝ち敵地で先勝した。