<ア地区シリーズ:ヤンキース1-2オリオールズ>◇第4戦◇11日(日本時間12日)◇ヤンキースタジアム

 ヤンキースは延長13回の末、1-2で敗れ対戦成績は2勝2敗のタイとなった。イチロー外野手(38)は「2番左翼」で先発出場。5打数1安打だった。オリ0000100000001=2ヤン0000010000000=1

 <1回>

 オリオールズは四球とバント安打で無死一、二塁も3、4、5番がいずれも外野フライに倒れ無得点。

 ◆イチロー第1打席。ジーターが一ゴロに倒れた1死走者なし。カウント1-2から4球目内角直球に詰まって三ゴロ。

 ヤンキースはこの後、3番テシェイラが四球で出塁も4番カノが中飛に倒れ無得点。

 <2回>

 オリオールズは3者凡退。

 ヤンキースは不振のAロッドから。フルカウントから四球を選んで出塁。しかし後続倒れ無得点。

 <3回>

 オリオールズは四球、二塁打で無死二、三塁。しかし投ゴロ、三振、二ゴロで無得点。絶好の先制機を逃した。

 ◆イチロー第2打席。9番ニックが二塁打。ジーター三振で1死二塁。1-2から内角低めに落ちるシンカーで空振り三振。続くテシェイラも三振で無得点。

 <4回>

 オリオールズは2死一、三塁も9番マチャドが三振で無得点。

 ヤンキースは1死後Aロッドが左安打で出塁。しかし併殺で無得点。

 <5回>

 オリオールズは好調マクロースが右翼席へ先制ソロ本塁打を放った。

 ヤンキースは1死一塁から9番ニックスが左翼へ大飛球。これをオ軍マクロースがフェンス際で好捕。スタートを切っていた一塁走者マーティン戻れず併殺。

 <6回>

 オリオールズは3者凡退。

 ◆イチロー第3打席。先頭ジーターが右二塁打。無死二塁。初球を投手前へ送りバント。1死三塁とチャンスを広げる。3番テシェイラは四球。4番カノの二ゴロでジーターが生還し1-1同点。

 <7回>

 オリオールズは3者凡退。

 ヤンキースは1死後マーティンが敵失(遊飛落球)で出塁。2死後9番ニックスが左前安打でつなぎ一、二塁。しかし1番ジーターは見逃し三振で勝ち越しならず。

 <8回>

 オリオールズは3者凡退。

 ◆イチロー第4打席。先頭打者。投手は右腕アヤラ。1-0から2球目ツーシームを投手返し。中前へゴロで抜けるヒット。3番テシェイラも中前安打で無死一、二塁。4番カノの二ゴロで1死二、三塁。5番Aロッドは空振り三振で2死。6番スウィシャーは右飛に倒れ無得点。

 <9回>

 オリオールズはトーミが内野安打で出塁も代走フォードがけん制で刺され無得点。

 ヤンキースは3者凡退。2死後前夜のヒーロー・イバネスが代打で登場も一ゴロに倒れた。試合は延長戦へ。

 <10回>

 オリオールズは3者凡退。

 ◆イチロー第5打席。1死走者なし。オ軍投手はアンダーハンドのオデイ。初球を打って一ゴロ。3番テシェイラが四球で出塁も4番カノが凡退し無得点。11回へ。

 <11回>

 オリオールズは3者凡退。

 ヤンキースも3者凡退。

 <12回>

 オリオールズは先頭のウィータースが左前安打。この時折れたバットがチェンバレン投手の右腕を直撃。このアクシデントで降板。6番手フェルプスが登板。しかし後続無く無得点。

 ◆イチロー第6打席。2死後ジーターが中前安打。オ軍投手は右腕ストロップ。1-0から156キロ直球を打ったが一ゴロに倒れ無得点。

 <13回>

 オリオールズは先頭の9番マチャドが右二塁打。1番マクロースの二ゴロで1死三塁。2番ハーディの左越え適時二塁打で2-1と勝ち越した。

 ヤンキースは3、4番が凡退。5番Aロッドに代打チャベスを送ったが三直に倒れ試合終了。